心電図

手、足、胸に電極をつけて、心臓から発生する電気を計る検査です。不整脈や心筋梗塞などがわかります。
※運動負荷試験では、さらに階段を昇り降りしてもらい、心臓に負担をかけた時の心電図の変化を検査します。

痛い度 0
ビリビリ度 なし
検査時間 着替えを含めて5分前後(負荷試験では15分前後)
オススメな服装 足首が10cmほど出るように

肺機能検査

技師の指示に合わせて息を吸ったり吐いたりして頂く検査です。手術の前の肺機能を調べたり喘息、肺線維症などの呼吸器の病気を調べます。

痛い度 0
ビリビリ度 なし
検査時間 10分前後~
※この検査は患者様の努力と協力が必要です!検査技師も分かりやすい説明と頑張れるような誘導を心がけておりますので、一緒に頑張りましょう
オススメな服装 胸、腹部を圧迫するような服は避けたほうがいいでしょう

聴力検査

ヘッドフォンから聞こえる音を聞いてボタンなどで応答していただく検査です。難聴がないかなど、音の聞こえを調べます。
※ほかに、鼓膜の硬さを調べたり、音だけでなく言葉の聞こえを調べる検査もあります。

痛い度 0
ビリビリ度 なし
検査時間 10分前後~
※検査項目により時間のかかるものもあります
オススメな服装 特にありません

ABI検査

両手足の血圧を同時に測って動脈の硬さや詰まり具合を調べる検査です。心電図と同様にベットに仰向けに寝ていただき数分間で検査は終わります。

痛い度 1(血圧を測るときのぎゅっと締まる感じ、感じ方は個人差あります)
ビリビリ度 なし
検査時間 5~10分
オススメな服装 両腕:薄手のもの1枚、足:素足

ABPM(予約検査)

片腕に血圧測定用の腕帯を巻き、血圧を記録するためのレコーダーを携帯していただいて1日普段どうりの生活をしていただきその間の血圧を測定します。一定間隔で血圧を自動的に計測します。その際、血圧帯がぎゅっと締まります。

痛い度 1(血圧を測るときのぎゅっと締まる感じ、感じ方は個人差あり、装着中の入浴、シャワーはできません)
ビリビリ度 なし
検査時間 装着に10分前後(衣服の着脱時間を含む)、検査は約22時間
オススメな服装 腕周りがゆったりしたもの。レコーダーが隠れるような長めのはおりもの

ホルター心電図(予約検査)

心電図を記録するためのレコーダーを携帯して頂き、胸に心電図測定用の電極テープを貼ったまま、約1日普段どうりの生活をしていただきその間の心電図を連続して記録します。

痛い度 1(暑い時期や個人差でかぶれる場合あり、装着中の入浴、シャワーはできません)
ビリビリ度 なし
検査時間 装着に10分前後(衣服の着脱時間を含む)、検査は約22時間
オススメな服装 前開きにできるブラウス、ワイシャツなど、レコーダーが隠れるような長めのはおりもの。

脳波検査(予約検査)

頭皮上に電極を着けて脳の電気活動を記録する検査です。頭痛、けいれん、意識障害などがあるときに検査します。

痛い度 0
ビリビリ度 なし
検査時間 60分前後
オススメな服装 前日はシャンプーして、整髪料をつけないできてください。ペーストで髪が汚れます。検査後は早めにシャンプーをしてください。

末梢神経伝導速度(予約検査)

神経(主に手・足)を刺激しその刺激が伝わる早さを見る検査です。

痛い度 2
ビリビリ度 2
検査時間 20分前後(検査目的。病態により個人差あり)
オススメな服装 肘・膝まで出やすい服装

針筋電図検査(予約検査)

筋肉に針を刺し筋肉の状態を見る検査です。検査中指示にしたがって手足に力を入れていただきます。できるだけで結構ですが、正しい検査のためご協力お願いします。

痛い度 3
ビリビリ度 2
検査時間 30分~60分
オススメな服装 検査部位が出やすい服装

尿素呼気試験(予約検査)

呼気を使って胃の中のピロリ菌(胃壁に悪さをする菌)の有無を見る検査です。薬物を服用していただき、その前後に紙パックに吐き出した呼気を採取して測定します。

痛い度 0
ビリビリ度 なし
検査時間 30分前後
※検査前5時間は飲食できません
オススメな服装 特にありません

超音波検査(予約検査)

超音波(耳には聞こえない音)を用いて体の内部の状態を見る検査です。探触子(プローブ)と呼ばれる検査機器を検査部位に当てます、音の通りをよくする為にゼリーを塗りますが、痛くはありません。同じ超音波検査でもそれぞれの項目で調べる部位が異なります

  • 腹部エコー検査
    肝臓、胆嚢、総胆管、膵臓、脾臓、腎臓など腹部の諸臓器を調べます。
  • 甲状腺エコー検査
    甲状腺の大きさ、形の異常、腫瘍の有無などを調べます。
  • 乳腺エコー検査
    乳腺の腫瘍の有無などを調べます。
  • 頸動脈エコー検査
    頸の血管の詰まり具合など動脈硬化の状況を調べます。
  • 下肢エコー検査
    両足の血管の詰まり具合や動脈硬化の状況、走行異常などを調べます。
  • 心エコー検査
    心臓の大きさや動きを調べます。