血液学検査では大きく分けて2種類の検査を行っています
凝固機能とは、血液を固める働きのことです。出血を止める為には血小板だけでなく様々な物質が関係しています。また、逆に血液が固まりすぎて血栓を起こさないような働きを持つ物質もあり、体内ではバランスよく保たれています。出血や血栓、感染など全身で異常が起こるとこのバランスが崩れるため検査を行います。また、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用されている方は、定期的に検査を行い薬の効果判定に用います。
輸血検査室では、輸血を行うにあたって必要な検査を行っています。当院では以下の検査を実施しています。
当院は、輸血管理料Ⅱ及び適正使用加算を取得しています。輸血用血液製剤の管理を臨床検査技師が行っており、24時間365日輸血に対応できる体制となっています。各診療科の先生と連携をとりながら、外来輸血にも対応しています。