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年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード

年齢区分 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~89 90~
患者数 - 23 77 121 207 496 567 1,273 1,340 589
【定義】

◆集計期間内に退院した患者さんを年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。
◆年齢は入院日時点を基準にしています。

【解説】

年齢構成の特徴として、70歳以上の高齢の方が半数以上(68.2%)を占めています。特に70歳代が最も多い年齢層となっています(27.1%)。
地域完結型医療の充実に向けて緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟を完備しており、主に高齢の患者さんへの地域医療に貢献しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 88 19.7 21.1 2.3% 86.7
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 38 16.2 13.6 2.6% 72.4
180010x0xxx0xx 敗血症 19 21.8 19.6 0.0% 79.0
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 15 17.7 11.1 6.7% 74.7
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 副傷病なし 13 13.0 9.0 0.0% 72.7
【定義】

◆各診療科別に患者数の多い診断群分類(DPCコード)について、患者数や平均在院日数を集計しています。
◆DPCコードとは・・・当院は、DPC請求方式を採用しており、一入院ごとに「最も医療資源を投入した病名」+「診療行為」+「副傷病」に基づいたDPCコードを付与しています。
◆同じ疾患に対し複数の診療科で診療を行った場合も、最終的に退院した時点の診療科で集計しています。
◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。

【解説】

上位5分類の合計患者数が100名を超えている診療科は、内科(175名)、外科(213名)、整形外科(168名)、泌尿器科(402名)、呼吸器内科(143名)、循環器内科(175名)、腎臓内科(113名)の7診療科です。

◆内科では、誤嚥性肺炎、尿路感染症など、高齢者の方に多いDPCの患者数が多くなっています。
誤嚥性肺炎は当院で最も患者数の多い疾患ですが、平均在院日数は全国値よりも当院の方が1.4日短くなっています。
また当院は、平成28年11月から地域包括ケア病棟を導入し、誤嚥性肺炎や尿路感染症の患者さんにご利用いただいています。
地域包括ケア病棟は、在宅復帰に向けてリハビリ等を提供する病棟で、急性期の病棟よりも長めに入院できるところが特徴です。

リウマチ科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 副傷病なし 15 19.9 14.7 0.0% 65.2
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - - - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし - - - - -
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし - - - - -
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし - - - - -

◆リウマチ科では、全身性自己免疫疾患の患者が最も多いです。関節リウマチなどの膠原病が起因することが多いです。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 56 4.5 4.6 0.0% 72.0
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 副傷病なし 36 13.7 15.4 0.0% 73.7
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 32 3.5 2.6 0.0% 71.3
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 31 8.5 7.8 0.0% 76.7
060010xx04xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 副傷病なし 29 8.8 8.9 0.0% 74.6

◆外科では、ヘルニアの手術、結腸がんへの結腸切除術を行うDPCが多くなっています。
結腸がんの悪性腫瘍手術や胆嚢炎の胆嚢摘出術では、平均在院日数が全国値よりも当院の方がそれぞれ1.7日・2.0日短くなっています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 88 31.7 26.4 12.5% 83.3
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 30 4.4 5.3 0.0% 57.1
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 19 31.8 20.1 5.3% 83.6
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 11 25.6 22.4 0.0% 73.8
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 10 4.6 4.9 0.0% 64.8

◆整形外科では、股関節大腿近位骨折の患者数が最も多いです。
整形外科では、内科と同様、急性期の病態を脱した患者様に対して、地域包括ケア病棟で丁寧なリハビリテーションを提供しています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 91 3.0 2.7 0.0% 80.8

◆眼科では、白内障への水晶体再建術を行う患者が最も多いです。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 - - - - -
030300xx01xxxx 声帯の疾患(その他) 喉頭・声帯ポリープ切除術等 - - - - -
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 - - - - -
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 副傷病なし - - - - -
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - - - -

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 25 7.6 9.2 0.0 64.7
080010xxxx0xxx 膿皮症 24 13.0 13.5 0.0 69.6
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 10 6.4 7.3 0.0 82.7
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 - - - - -
080110xxxxx0xx 水疱症 - - - - -

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 前立腺針生検法 MRI撮影及び超音波検査融合画像によるもの 119 2.0 2.5 0.0 70.7
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 72 2.5 4.1 0.0 75.3
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病なし 63 3.5 7.2 0.0 80.3
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし 54 4.8 5.3 0.0 63.8
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 47 10.2 11.3 0.0 67.8

◆泌尿器科では、前立腺の悪性腫瘍に対する前立腺針生検法のDPCを多く取り扱っています。
また、近年は水腎症や上部尿路疾患への手術患者数が増えています。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 11 3.0 3.0 0.0 46.4
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 11 3.0 2.8 0.0 41.4
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - - - -
120060xx97xxxx 子宮の良性腫瘍 その他の手術あり - - - - -
120220xx02xxxx 女性性器のポリープ 子宮内膜掻爬術 - - - - -

◆婦人科では、子宮頸部癌や女性性器ポリープの手術件数が増えています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 経皮的針生検法 副傷病なし 52 3.5 3.0 0.0 72.4
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 29 19.5 18.6 0.0 75.9
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 27 17.8 21.1 3.7% 88.7
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法なし 副傷病なし 20 10.0 8.6 0.0 72.5
050130xx9900x0 心不全 手術なし 体外ペースメーキング術 心大血管疾患リハビリテーション料 心大血管疾患リハビリテーション料(1)(1単位) 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 15 21.3 17.5 0.0 84.1

◆呼吸器内科では、肺の悪性腫瘍における治療および検査の患者数と肺炎の患者数が多くなっています。誤嚥性肺炎については高齢の方が多く、患者数も多いため当院の内科全体で治療にあたっていますが当科でも多くの患者様の治療にあたっています。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心臓カテーテル法による諸検査(一連の検査について) 右心カテーテル 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 67 3.6 3.0 1.5% 74.2
050130xx9900x0 心不全 手術なし 体外ペースメーキング術 心大血管疾患リハビリテーション料 心大血管疾患リハビリテーション料(1)(1単位) 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 44 19.6 17.5 2.3% 84.8
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 体外ペースメーキング術 28 4.3 4.3 0.0 75.6
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 体外ペースメーキング術 副傷病なし 20 12.1 9.9 0.0 87.3
050130xx9902xx 心不全 手術なし 体外ペースメーキング術 シンチグラム(画像を伴うもの) 部分(静態)(一連につき) 16 28.9 24.2 0.0 78.4

◆循環器内科では、主に狭心症の検査ならびに治療の患者数が多くなっています。また、心不全など、高齢の方に多い疾患も多く取り扱っています。

糖尿病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) インスリン製剤(注射薬に限る。) 35 13.3 14.3 2.9% 65.5
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 14 8.6 10.8 0.0 58.3
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 12 23.3 21.1 0.0 83.5
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 11 16.0 13.6 0.0 70.6
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 副傷病なし - - - - -

◆糖尿病科では、インスリン製剤を用いた治療患者が多い傾向にあります。

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 41 19.9 21.1 2.4 87.5
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 29 13.4 13.6 0.0 75.3
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 15 12.8 11.8 0.0 61.9
050130xx9900xx 心不全 手術なし 体外ペースメーキング術 心大血管疾患リハビリテーション料 心大血管疾患リハビリテーション料(1)(1単位) 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 15 17.5 17.5 0.0 84.3
110290xx99x0xx 急性腎不全 手術なし 13 13.0 14.4 7.7 85.9

◆腎臓内科では、誤嚥性肺炎の患者数が最も多いです。
当科では、慢性腎不全の治療も多く行っていますが、DPCコードに分解すると患者数が散らばってしまうため、本表では3位や4位となっています。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
130050xx97x2xx 骨髄増殖性腫瘍 手術あり 化学療法 - - - - -

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 副傷病なし 19 15.5 8.9 0.0 70.3
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 17 14.1 13.6 0.0 78.4
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 副傷病なし 15 11.2 10.9 0.0 70.0
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 15 11.2 7.6 0.0 64.6
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 14 15.9 10.3 0.0 77.0

◆消化器科内科では、胆管結石の結石破砕術を行う患者が多い傾向にあります。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 56 4.0 5.7 0.0 59.6
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 25 4.3 10.0 0.0 61.4
090010xx99x2xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 放射線療法 - - - - -
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし - - - - -
0400801299x000 肺炎等 手術なし 副傷病なし A-DROP スコア0 - - - - -

◆乳腺外科では、乳房の悪性腫瘍に対する手術を主に行っています。
DPCコードは、術式別に分かれており、当院では腋窩部郭清を伴わない乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)のDPC患者が最も多いです。
いずれのDPCにおいても、当院の平均在院日数は、全国平均よりも短くなっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード

病名 初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage Ⅱ Stage Ⅲ Stage Ⅳ 不明
胃癌 38 - - 11 21 10 1 8
大腸癌 21 - 11 13 45 12 1 8
乳癌 28 17 - - 22 - 1 8
肺癌 - - - 25 29 37 1 8
肝癌 - - - - 10 - 1 8

※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

【定義】

◆集計期間内に退院した5大がんの患者を、UICCのTNMから示される病期分類ごとに集計しています。
◆延べ患者数を数えているため、集計期間中に繰り返し入退院を行った場合は、入院回数分をカウントしてます。
◆最も医療資源を投入した病名が疑い病名の患者は、除外して集計しています。

【解説】

初発癌については、大腸癌の患者数が最も多く、次いで胃癌、乳癌、肺癌が多くなっています。
再発については、肺癌が他の癌と比べて最も多くなっていますが、これは化学療法などの治療のために繰り返し入院されている方の影響によるものです。

成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード

重症度 患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 14 11.07 57.36
中等症
58 16.22 77.31
重症 14 22.50 82.21
超重症
- - -
不明 - - -
【定義】

◆入院契機病名および最も医療資源を投入した病名のICD10コードが、J13~J18の患者を対象に、重症度ごとの患者数等を集計しています。
◆ICD10コードが、J13~J18とは、以下の病名を指します。
  J13:肺炎レンサ球菌による肺炎、J14:インフルエンザ菌による肺炎、J15:細菌性肺炎、、
  J16:その他の感染病原体による肺炎、J17:他に分類される肺炎、J18:病原体不詳の肺炎
◆「成人市中肺炎」における「成人」とは、20歳以上を指します。
◆「成人市中肺炎」における「市中肺炎」とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
◆重症度は市中肺炎のガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)により分類しています。5点満点で1項目に該当すれば1点、2項目に該当すれば2点。
 1.男性70歳以上、女性75歳以上 2.BUN 21mg以上または脱水あり 3.酸素飽和度90%以下 4.意識障害あり 5.血圧90mmHg以下
※ただしショックがある場合は超重症に分類

【解説】

重症度の考え方は、重症度分類システム(A-DROP)の5項目が1つも該当しなければ軽症、1項目または2項目が該当すれば中等症、3項目該当が重症、4項目または5項目該当は超重症という学会の診療ガイドラインに則しています。
当院で最も患者数が多いグループは中等症グループで、平均在院日数は16.22日、平均年齢は77.33歳です。

脳梗塞の患者数等 ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 17 40.5 80.4 29.4%
その他
- - - -
【定義】

◆脳梗塞の患者数や平均在院日数等を集計しています。

【解説】

発症から3日以内の患者数は17名で、その平均在院日数は40.5日、転院率は29.4%となっています。
転院とは、身体機能の回復のために他の医療機関で集中的なリハビリ等を行う場合や、退院後に当院への通院が困難で、他の医療機関での入院を継続されることを指します。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 10 5.00 14.90 0.00 80.50
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置頭頸部その他に設置した場合 - - - - -
K681 胆嚢外瘻造設術 - - - - -
【定義】

◆診療科別、手術の術式ごとに平均術前日数、平均術後日数等を集計しています。
◆一入院中に複数の手術を行っていても、主たる手術のみをカウントしています。
◆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。
◆輸血や創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術などの軽微な手術は集計対象外としています。
◆術前日数は、入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は手術日(手術日当日は含まない)から退院日までの日数を指します。
◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。

【解説】

診療科別の手術件数の上位5位の合計患者数が100名以上の診療科は、外科(142名)、整形外科(132名)、泌尿器科(337名)、乳腺外科(112名)の4診療科です。

リウマチ科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術乳頭括約筋切開のみのもの - - - - -

外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 36 1.00 3.08 0.00 61.72
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 36 1.81 11.06 0.00 73.08
K6335 ヘルニア手術鼠径ヘルニア 35 1.43 2.23 0.00 74.40
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 29 1.34 6.59 0.00 77.38
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 26 1.31 6.00 0.00 73.19

◆外科では、腹腔鏡下胆嚢摘出術・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術・ヘルニア手術鼠径ヘルニアの患者数が36名・36名・35名と多い結果でした。腹腔鏡下胆嚢摘出術は平均術前日数は1.00日、平均術後日数は3.08日となっています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術肩甲骨、上腕、大腿 59 2.36 29.32 13.56% 82.27
K0811 人工骨頭挿入術肩、股 44 2.59 26.30 11.36% 82.64
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 25 1.00 2.68 0.00 63.68
K0462 骨折観血的手術前腕、下腿、手舟状骨 22 1.18 7.95 0.00 57.59
K0821 人工関節置換術肩、股、膝 18 1.11 26.78 0.00 72.11

◆整形外科では、人工骨頭挿入術 肩、股 の実施患者が45名で最も多くなっています。名称には「肩、股 」とありますが件数の大半は股関節への手術となっています。
リハビリを実施する必要があることから、他の診療科と比べて平均術後日数が長い傾向があります。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術眼内レンズを挿入する場合その他のもの 89 1.00 1.00 0.00 80.80
K2822 水晶体再建術眼内レンズを挿入しない場合 - - - - -

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術摘出 - - - - -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -
K3932 喉頭腫瘍摘出術直達鏡によるもの - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
K3892 喉頭・声帯ポリープ切除術直達喉頭鏡又はファイバースコープによるもの - - - - -

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術単純切除 12 0.33 5.50 0.00 81.92
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)長径3cm以上6cm未満 - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)長径4cm以上 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)長径6cm以上12cm未満 - - - - -

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 131 0.13 1.75 0.00 77.86
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術経尿道的手術その他のもの 76 1.09 4.46 0.00 73.82
K7811 経尿道的尿路結石除去術レーザーによるもの 54 1.04 2.74 0.00 64.24
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 47 1.00 8.17 0.00 67.83
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 16 1.13 8.31 0.00 68.31

◆泌尿器科では、経尿道的尿管ステント留置術が131名と最も多いです。平均術前日数は0.13日となっています。
また、悪性腫瘍への手術件数も多く、4位の腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)とはダヴィンチという手術支援機器を使用して行った手術で多くの手術実績があります。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部(腟部)切除術 11 1.00 1.00 0.00 46.36
K872-32 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術その他のもの 11 1.00 1.00 0.00 41.36
K8732 子宮鏡下子宮筋腫摘出術その他のもの - - - - -
K861 子宮内膜掻爬術 - - - - -
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)その他のもの - - - - -

呼吸器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K496-5 経皮的膿胸ドレナージ術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 - - - - -
K6112 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置四肢に設置した場合 - - - - -

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術その他のもの 28 2.89 2.32 0.00 74.50
K5972 ペースメーカー移植術経静脈電極の場合 20 5.15 10.90 0.00 84.20
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) - - - - -
K5463 経皮的冠動脈形成術その他のもの - - - - -

◆循環器内科では、経皮的冠動脈ステント留置術その他のものが最も多い手術です。この手術はPCIとも呼ばれ、心臓カテーテルを用いる手術となっています。

糖尿病内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 - - - - -
K681 胆嚢外瘻造設術 - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術乳頭括約筋切開のみのもの - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K084 四肢切断術上腕、前腕、手、大腿、下腿、足 - - - - -

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術内シャント造設術単純なもの 20 4.80 11.50 0.00 71.65
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術乳頭括約筋切開のみのもの - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6871 内視鏡的乳頭切開術乳頭括約筋切開のみのもの 19 4.58 10.68 0.00 69.53
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径2cm未満 14 4.00 6.21 0.00 73.36
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)選択的動脈化学塞栓術 13 3.00 12.85 0.00 77.00
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 56 1.00 2.04 0.00 59.57
K4763 乳腺悪性腫瘍手術乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 13 1.00 2.08 0.00 62.77
K4764 乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。)) - - - - -
K4768 乳腺悪性腫瘍手術乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わないもの) - - - - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの - - - - -

◆乳腺外科では、最も多いのが腋窩部郭清を伴わない乳房部分切除術で、患者数は56人、平均術前日数は1.00日、平均術後日数は2.04日となっており、短期での退院を実現しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 23 0.49%
異なる 49 1.04%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
【定義】

◆この指標は、医療の質の改善に資する指標として、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、処置・手術等の合併症について、患者数および発生率を集計しています。
◆「入院契機が同一」とは、入院時傷病名と退院時傷病名が同じで一入院を通してその治療に専念し、診療報酬算定請求も同じ病名でなされた場合を指します。「異なる」は、入院中の病態の変化により、入院時傷病名と、最も医療資源を投入した傷病名が異なる場合を指します。

【解説】

◆敗血症は特定の細菌が血液中に入り、細菌感染が全身性に炎症を起こし重篤な疾患の一つです。
◆手術・処置等の合併症とは、人工透析によるカテーテルの不具合や股関節症等の関節の緩みのように、初回治療後の長年の経過により引き起こされているものを指します。

更新履歴

  • 2023年9月25日 令和4年度病院指標を公開しました。